SURPR!SE
サプライズ
2025.03.21
われわれは「気長な短期留学」中
管理部のコバヤシです。
当社が全社的に
リモートワークに移行してから、
早や5年が経ちました。
リモートワークに移行してから、
早や5年が経ちました。
営業日でいうと、
本日が1218日目です。
本日が1218日目です。
はじめたのは、
最初の緊急事態宣言が出る少し前。
2020年3月末のことでした。
最初の緊急事態宣言が出る少し前。
2020年3月末のことでした。
会社と人、
つまりは社員とその家族の
安全と安心と安定をどう保つか。
つまりは社員とその家族の
安全と安心と安定をどう保つか。
そんなことを考えながら、
対策や方針を決める時間もなく…。
対策や方針を決める時間もなく…。
まずは安全を最優先に、
リモート中心の業務開始に
舵を切ることになりました。
リモート中心の業務開始に
舵を切ることになりました。
リモート初日を終えて
「短期留学のようで楽しかった」
なんて、のほほんとしたコメントを、
当時のぼくは残していました。
当時のぼくは残していました。
実際に「いける!」という
感触があったんですね。
感触があったんですね。
とはいえ、それも数日経つと、
どうも心持ちが変わってきます。
どうも心持ちが変わってきます。
なんか、もの足りない…。
そんな気分に
なってくるんです。
なってくるんです。
うまくいかないことや、
いろいろな問題も増えてきます。
いろいろな問題も増えてきます。
何かルールや決め事が
必要ではないのか。
必要ではないのか。
雑談の時間を増やすべきか。
指示してあれこれやってもらう
必要があるのではないか。
必要があるのではないか。
ぼくの発する言葉も
次第に説教くさくなってきて、
なんだか心地の悪い時期が
しばらくありました。
次第に説教くさくなってきて、
なんだか心地の悪い時期が
しばらくありました。
実は足りていて、積み上げるだけ
足りないとは、
何が足りないのか。
何が足りないのか。
それがわからないまま、
仕組みやルールで埋めようと
ずっと考えてたんですね。
でも、あるとき
ふと気づきました。
仕組みやルールで埋めようと
ずっと考えてたんですね。
でも、あるとき
ふと気づきました。
あ、実は足りていると。
となりの席で仕事してた人と
急に離れて仕事をしたら、
そりゃあ足りなく感じるわけで。
急に離れて仕事をしたら、
そりゃあ足りなく感じるわけで。
現に新しい取引先の人とも
リモートで打ち合わせしながら、
仕事はサクサク進んでいくし。
リモートで打ち合わせしながら、
仕事はサクサク進んでいくし。
あ、コミュニケーションって
積み上げていくだけなんだ、
と自分の中で腑に落ちて。
積み上げていくだけなんだ、
と自分の中で腑に落ちて。
あとはポジティブに
浸透させていくだけだと思ったら、
最初に感じた弾みを思い出しました。
浸透させていくだけだと思ったら、
最初に感じた弾みを思い出しました。
リモート=短期留学と考える
いつまで続くかわからない
散り散りになったこの状況を、
少し前向きな言葉に置き換えたい、
と思いました。
散り散りになったこの状況を、
少し前向きな言葉に置き換えたい、
と思いました。
それが「短期留学」で。
それぞれちがう景色を見たり、
ちがう体験をしたりして、
またみんなで集まりましょう、
なんて意味で。
ちがう体験をしたりして、
またみんなで集まりましょう、
なんて意味で。
毎日「短期留学〇日目です」と、
社内で言い続けたんですね。
社内で言い続けたんですね。
で、半年ほど経ったある日、
社員のひとりが言うんです。
社員のひとりが言うんです。
「短期留学って、長くて3ヶ月ですよ」
たしかに…。
とはいえ、長期とするのは、
ちょっとちがう。
とはいえ、長期とするのは、
ちょっとちがう。
で、「気長な」をあたまに付けて、
「気長な短期留学」としました。
「気長な短期留学」としました。
これで辻褄は合いました。
あ、そういえば昨年、
気長な短期留学は
無事に1000日目に突入。
気長な短期留学は
無事に1000日目に突入。
会社のみんながサプライズで
お祝いをしてくれました。
お祝いをしてくれました。
記念グッズもたくさん作っていただき…
ありがとうございます!
ありがとうございます!


というわけで、気長に短期が
続いていきますように。
続いていきますように。